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音楽を聴いても楽しくないとき

Apple Musicを解約した。
無駄な出費を抑えるためと言いながら、音楽を聴いても心が動かなくなったことが本当の理由かもしれない。
でも程なくして寺尾紗穂さんのさよならの歌に出会い、久しぶりに音楽を聴いて涙した。とてつもなく悲しいような、優しいような感情が私の中にブワッと入り込んできて、その後にとても温かい気持ちになった。
曲が終わるとすぐにYouTubeの広告に切り替わって、気が滅入ってしまったけど。
音楽を聴いて楽しいという感覚が一番大きかったのは中学2年生の頃だろう。noteでも何度か書いているがスピッツにどハマりしていた時期である。
200曲以上はあったので新しい曲に出会うたびに感動していたのを思い出す。いつかバンドとして解散してしまうところまで想像し、曲を聴くことが幸せなはずなのに、悲しい気持ちにもなっていた。
熱中するものがある人には分かってもらえる感覚だろうか。
解散したバンド、閉業した中華屋さん、生産終了になったお菓子、好きなものは突然にいなくなってしまう。多少の告知はあるにしても大体いなくなった後に気づく。
人もそうで、突然に会えなくなってしまうことがある。
だから冒頭の曲を聴いた時に突然に会えなくなってしまう人のことを思い、涙が出てしまった。
何事にも必ず終わりがあることをもう少し生活の中で意識することができれば、私の言動は変化していくのかもしれない。
例えば遠くにいる人に久しぶりに連絡を取ってみたり、惰性で選んでいたお店や身の回りのものに気を遣い始めたり。
そんなことを考えるきっかけをもらった。
ぜひこれをみた人にも聴いてほしい一曲である。
音楽を聴いて楽しいという感覚はまだ戻ってこないけれど、少しずつ身の回りのことについて興味関心を取り戻せてきた。
先日恋人からオーブンレンジをプレゼントしてもらい、長らくできていなかったお菓子作りを再開した。
今日までにアップルパイ、シュークリーム、クレープアイス、レモンメレンゲパイを作った。ほとんど失敗した。オーブンにもその機種特有の癖があってなかなか掴むことができない。でも前に使っていた安いオーブンレンジよりも性格が良い。何より音が全くしないのが感動的だった。
メーカーが象印なので私はこちらを「ぱおん」と呼ぶことにした。長い付き合いになるので大切しようと思う。
長くなりそうなので今日はここまで。